○羽曳野市の木及び花
昭和48年11月3日
制定
羽曳野市の木 橘(たちばな)
橘はミカン科の常緑の小高い木で、葉は互生し、形は楕円形、両端が細くとがり、長さ3~6cm、深緑色、革質で光沢があり、葉のつけ根にとげがある。6月ごろ小枝の先にユズに似たかおりの白い小さな五弁の花が咲き、果実はひらたい球形で、直径2.5~3cm、冬黄色く熟す。 |
羽曳野市の花 桃(もも)
バラ科の落葉低木で、葉は互生し、葉柄は短く、長楕円形で先端が細長くとがり、ふちには小さな鋸歯がある。花は4月のはじめ葉に先だつか、または同時に開花し、花色はふつう淡紅色であるが、濃紅色、白色、同一株で枝により異つた色の花をつける咲き分け、八重咲きなどの品種がある。 昔からめでたい果実の一つとされ、邪気を払う力があるとして重宝がられている。 |