(趣旨)

第1条　この規則は、本市の業務に従事する職員に対する被服の貸与、管理等(危機管理課において行う被服の貸与、管理等を除く。)に関し必要な事項を定めるものとする。

(貸与する被服の区分)

第2条　この規則により貸与する被服は、次に掲げるものに区分する。

(専用被服の貸与)

第3条　人事課長は、別表第1の第1欄に掲げる職員であって、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の2第1項に規定する会計年度任用職員(以下「会計年度任用職員」という。)以外の職員に対し、同表の第2欄に掲げる専用被服を、同表の第3欄に掲げる数量を限度として、同表の第4欄に掲げる期間の間、貸与するものとする。ただし、人事課長は、専用被服の貸与を受ける職員の職務上必要があると認めるときは、当該数量及び当該期間を変更して、専用被服を貸与することができる。

(専用被服の管理)

第4条　専用被服の貸与を受けた職員は、善良な管理者の注意をもってこれを管理しなければならない。

(専用被服の紛失等の届出)

第5条　専用被服の貸与を受けた職員は、専用被服を紛失し、著しく汚損し、又は破損した場合は、速やかに、人事課長にその旨を届け出なければならない。この場合において、専用被服の貸与を受けた職員は、著しい汚損又は破損をした専用被服を人事課長に返還するものとする。

(専用被服の返還)

第6条　専用被服の貸与を受けた職員は、退職、異動等により、別表第1の第1欄に掲げる職員に該当しなくなったときは、速やかに、それぞれ同表の第2欄に掲げる専用被服を人事課長に返還しなければならない。

(共用被服の貸与)

第7条　人事課長は、別表第2の左欄に掲げる課等の長に対し、同表の右欄に掲げる共用被服を貸与することができる。

(共用被服の管理、紛失等の届出及び返還)

第8条　共用被服の管理、紛失等の届出及び返還については、第4条から第6条までの規定を準用する。この場合において、第4条から第6条までの規定中「専用被服の」とあるのは「共用被服の」と、第4条第1項中「貸与を受けた職員」とあるのは「貸与を受けた課等の長及び共用被服を使用する職員」と、同条第2項中「貸与を受けた職員」とあるのは「共用被服を使用する職員」と、第5条及び第6条中「貸与を受けた職員」とあるのは「貸与を受けた課等の長」と、第5条中「専用被服を」とあるのは「共用被服を」と、第6条中「別表第1の第1欄に掲げる職員に該当しなくなったときは」とあるのは「共用被服を使用する職員が減少し、使用しない共用被服が生じたときは」と、「それぞれ同表の第2欄に掲げる専用被服」とあるのは「当該共用被服」と読み替えるものとする。

(会計年度任用職員の専用被服)

第9条　人事課長は、業務遂行上の必要に応じ、別表第1の第1欄に掲げる職員であって、会計年度任用職員である者(以下この条において「対象会計年度任用職員」という。)に対し、同表の第2欄に掲げる専用被服を貸与するものとする。

(会計年度任用職員の専用被服の管理、紛失等の届出及び返還)

第10条　会計年度任用職員の専用被服の管理、紛失等の届出及び返還については、第4条から第6条までの規定を準用する。この場合において、第4条中「専用被服の管理」とあるのは「会計年度任用職員の専用被服の管理」と、同条から第6条までの規定中「専用被服の貸与を受けた職員」とあるのは「専用被服の貸与を受けた会計年度任用職員」と、第5条中「専用被服の紛失等」とあるのは「会計年度任用職員の専用被服の紛失等」と、同条及び第6条中「人事課長に」とあるのは「自己の属する課等の長を通じて人事課長に」と読み替えるものとする。

(被服管理台帳の整備)

第11条　課等の長は、共用被服の貸与を受けた場合又は当該課等に属する会計年度任用職員が専用被服の貸与を受けたときは、被服管理台帳(別記様式)を備え、当該共用被服又は当該専用被服の貸与状況を明らかにしておかなければならない。