ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎にご注意ください。

  • 感染性胃腸炎は、細菌、ウイルス、寄生虫など多種多様な病原体による感染症で、主な症状は、おう吐、下痢、腹痛、発熱です。
  • 原因となるウイルスの代表的なものには「ノロウイルス」、「ロタウイルス」があります。
  • ヒトからヒトへの感染力は強く、10から100個の少ないウイルス量でも感染します。
  • 1年を通して発生していますが、特に冬から春に多発しています。 乳幼児や高齢者などの抵抗力の弱い方が感染すると重症になることがあります。
  • また、保育所、幼稚園、学校、高齢者の施設など集団生活の場では、二次感染を起こして集団発生することがあるので、注意が必要です。

主な感染性胃腸炎

ノロウイルス

  • 主な症状は、下痢、おう吐、吐き気、腹痛ですが、発熱する場合もあります。
    症状がひどい場合には、脱水症状を起こすことがあります。
  • 感染してから発病するまでの潜伏期間は、平均1から2日(短くて数時間~数日)。
  • 通常は軽症で、症状が1から3日続いて回復します。しかし、乳幼児や高齢者、もともと病気がある方など抵抗力の弱い方が発病すると重症になることがあります。
  • 乳幼児から高齢者まで、すべての年齢で発症しています。
  • リスト項目

ロタウイルス

  • 主な症状は、下痢、おう吐、発熱です。 米のとぎ汁のような白色の水様の下痢便が特徴です。
    ノロウイルスに比べて、発熱を伴う場合が多く、また重症度が高いといわれているため、脱水症状に気をつける必要があります。
  • 感染してから発病するまでの潜伏期間は、約2日です。
  • 下痢やおう吐は、3から8日程度で回復します。通常、発熱は半日から1日で治まります。
  • 生後6カ月から2歳を中心に乳幼児で多く発症します。成人では、感染しても発病しない不顕性感染が多いといわれていますが、発病する場合もあります。
  • 1月から4月に発生が多いとされています。

感染経路

人から人への感染

 感染者のおう吐物や便を触った手や、手で触れたものを介して口に入り感染します。

 また、おう吐物の飛沫から感染する場合もあります。人によっては、感染しても発病しない(不顕性感染と呼びます)がウイルスを排出する場合があり、知らない間に感染が拡がっていることもあります。

汚染された水、食品からの感染

 食品からの感染で多いのは貝類によるもので、汚染された二枚貝を生や、加熱が不完全なまま食べることで感染します。

感染性胃腸炎にかかったら

  • ウイルスを原因とする感染性胃腸炎に対して、特別な治療法はありません。
  • 治療は輸液、整腸剤などの対症療法に限られます。症状が続く期間は比較的短期間ですので、脱水を防ぐために、水分補給や安静が必要です。
  • 乳幼児や高齢者などの抵抗力の弱い方が感染すると重症になることがあるので、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 止しゃ薬(いわゆる下痢止め薬)を使用すると、病気の回復を遅らせることがあるので、使用については、医師に相談してからにしましょう。
  • 二次感染を防ぐため、症状がある間の入浴は、シャワーのみにするか、最後に浴槽に入るようにしましょう。また、症状が消えてからも便にウイルスが排出(感染してから1週間程度)されますので、手洗いをしっかり行ってください。

ウイルスが乾燥すると、容易に空中に漂い、その飛沫(ウイルスを含んだ小さな水滴、1から2m程度飛散)をわずかでも吸い込むことで感染するため、

処理する際には次の「3原則」を守りましょう。

1.すばやく処理する
2.乾燥させない
3.消毒する

感染予防のポイント

手洗い

  • 日ごろから、調理前後、食事前、トイレの後などに、石けん(液体石けんが推奨されます)を使って、流水で手をしっかりと洗いましょう。 
  • 手洗い後のタオルは共用せず、個人用タオルかペーパータオルを使用しましょう。

食中毒の予防

  • カキなどの二枚貝は、中心部まで十分に加熱しましょう。湯通し程度では、ウイルスは死滅しません。 特に高齢者や乳幼児では注意しましょう。
  • 貝類を調理したまな板や包丁は、すぐに熱湯消毒しましょう。
  • 野菜、果物などの生鮮食品は、水道水で十分に洗いましょう。
  • 調理する際、食事の前、トイレの後には、よく手を洗いましょう。

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更新日:2017年03月30日