ユスリカ対策

「蚊柱」ってなに?

 春先から初夏にかけ、蚊のような虫が水際で柱状に集まり飛んでいることがあります。
「蚊柱(かばしら)」とも呼ばれますが、ユスリカが交尾のため群れているものです。また、光に集まる習性のため、街路灯や家屋の照明などにも集まります。
 ユスリカは、蚊のように人の血を吸うことはありませんが、屋内に侵入したり、時には洗濯物を汚したりするため「不快害虫」と呼ばれます。

ユスリカ

 ユスリカは、池、水田、側溝、プールなど、流れの少ない水域で発生します。汚れた水域やきれいな水域など、環境に応じた種類のユスリカが発生するため、日本では約千種ものユスリカが確認されています。
 多くは、水中に生み付けられた卵が数日でふ化し、幼虫から蛹となるまでの間、水底の泥の中で過ごします。幼虫は水底の有機物や藻類を食べて成長しますので、水の浄化に役だちます。幼虫の体色からアカムシ(魚釣りの餌)とも呼ばれますが、蚊の幼虫であるボウフラとは形状が異なります。
 卵から1~2週間で羽化した成虫は、水面から飛び立ち、昼間は草や雑木の影にいますが、暗くなると集団で群飛して交尾を行い、寿命は羽化後3~7日です。成虫には口がなく、何も食べません。なお、道路に散乱した死骸の粉末は、気管支喘息を引き起こす恐れのあるアレルゲンになることが知られています。

ユスリカの駆除

 薬剤でも駆除できますが、薬剤による生物や植物への影響も無視できません。ユスリカが羽化する前に汚泥を取り除き、卵や幼虫を除去するのが一番の対策です。自治会などで協力し、住宅周辺の水たまりの掃除、たまった落ち葉の掃除、不用意に放置されたバケツ、古タイヤ、植木鉢の受け皿などを清掃するとユスリカの生息環境が少なくなります。また、虫の栄養となるのは生活排水などを含んだ泥ですから、生活排水対策にも心がけましょう。下水道の整備区域では、早期に下水道に接続しましょう。

薬剤での駆除

 幼虫を羽化させない「脱皮阻害剤」も有効です。散布時期や散布方法を確認のうえ使用ください。「殺虫剤」も市販されていますが、動植物に影響を及ぼす場合があります。使用上の注意を確認のうえ、正しく使用してください。なお、塩素剤等の消毒薬は効果がありません。
 ユスリカ対策の問い合わせは、藤井寺保健所や、市役所環境衛生課までご相談ください。

ユスリカの画像
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更新日:2017年03月30日