石包丁

 稲などの穀物を収穫するときに、穂の部分を刈り取るための道具。長さ十数センチメートル、幅5センチメートル、厚さ1センチメートルほどの大きさで、楕円形、半月形のものが多く、作り方には打製(石を打ち割って作った)と磨製(石を磨いて作った)両方があります。片方の縁(ふち)には庖丁のような刃がつけてあり、ふたつの穴に紐(ひも)を通して指にかけ、穂を刈り取ったと考えられます。日本列島へは稲作のやり方と一緒に中国大陸から伝わったもので、弥生時代後期から古墳時代になると、鉄製の鎌が使われるようになりました。

石包丁

喜志遺跡出土喜志遺跡出土

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更新日:2017年03月30日