長円寺

所在地:羽曳野市古市1丁目  

 文献によると江戸時代のはじめの寛永(かんえい)9年(1632)3月に、孝順(こうじゅん)という僧によって開かれた浄土宗の寺です。当時江戸幕府は、切支丹禁制であったことから宗門改めの寺請制度(てらうけせいど)が実施され、これにもとづいて長円寺が壇那寺(だんなでら)として開かれました。現在、本堂・庫裏(くり)(台所)・門・観音堂・地蔵堂があり、本尊は阿弥陀仏(あみだぶつ)がまつられています。また、平安時代初期に作られた「十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりつぞう)(重要文化財)」が観音堂に安置されています。

 観音像は、桧材の一木彫で、顔や体格は豊満に造られている。右手は垂れ下げて、「与願印」を示し、左手には水瓶をもっています。頭上にある十一面の小像は本像の頭髪と美しい輪郭で区切られています。

十一面観音立像

十一面観音立像

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更新日:2018年11月01日