鉢伏山西峰古墳

所在地:羽曳野市駒ヶ谷  

 鉢伏山から西に伸びた大阪平野を見渡すながめのよい尾根上にあります。平成5年(1993)に発掘調査が実施され、一辺約12メートルの方形の墳丘であることがわかりました。埋葬施設は横口式石槨で、すでに露出していたため棺や副葬品は残っていませんでした。横口式石槨は精巧(せいこう)に加工された石材(凝灰岩)で築かれています。棺を納める場所(石槨(せきかく)部)の前に、前室を設け、さらに前方に石組の通路(羨道(せんどう))を付設しています。石槨部の壁には、漆喰(しっくい)が塗られ、前室の床には凝灰岩の切石が敷かれていました。出土した土器から7世紀中葉に築造されたものと考えられます。

 発掘調査により全容が明らかになった横口式石槨墳として、全国の終末期古墳の中でも貴重なものです。現在この古墳は整備され見学することができます。

調査前全景

調査前全景

調査中の様子

調査中の様子

前室及び石槨内部 

前室および石槨内部

整備後の古墳

整備後の古墳

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更新日:2019年08月01日