観音塚古墳

所在地:羽曳野市飛鳥字観音塚  

 鉢伏山(はちぶせやま)から派生する尾根の上、標高98メートルに位置しています。以前はぶどう畑として利用されていましたが、昭和56年(1981)に国史跡に指定され、現在では石槨(せきかく)内を見ることができます。古墳は大きさが約12メートルの円墳か方墳で、高さは約2.5メートルを測り、北および西側には濠(ほり)と考えられるおう地が見られます。また内部には、石英安山岩を利用した切石の横口式石槨が営まれ、それに前室と羨道(せんどう)が南側に取りつきます。石槨部は身と蓋(ふた)の二石からなり、内部はくり抜き、蓋の天井は屋根形をしています。南側小口には、ほぼ正方形の横口が開口しています。この古墳からは、遺物が出土していませんが、石室の構造などから7世紀中頃に築かれたと考えられ、古墳時代終末期を考える上で基準となる重要な古墳です。

古墳全景

古墳全景

石槨内部の様子

石槨内部の様子

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更新日:2019年06月11日