東日本大震災から14年にあたって
- 東日本大震災から14年にあたって -
平成23(2011)年3月11日午後2時46分に発生した東日本大地震は、東北地方を中心に未曾有の大災害をもたらしました。震災で犠牲となられたすべての方々に心から哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様方をはじめ被災されたすべての方々に心からお見舞い申し上げます。
東日本大震災から今年で14年が経過しました。あの未曽有の大震災が私たちの記憶に刻まれ、被災地やその周辺で起こった出来事を忘れることは決してありません。また、私たちは震災により得られた貴重な記憶を決して風化させてはなりません。
震災やこれまでに経験した災害の教訓を活かし、自助・共助・公助を災害対策の基本として、平時から市民や地域、関係機関等と連携した備えに取り組んでいく必要性を強く感じています。
市民の皆様もご存じのことと思いますが、南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率をこれまでの「70~80%」から「80%程度」に引き上げられました。専門家によりますと、「80%程度」とはいつ地震が起きてもおかしくない数字と言われ、引き続き備えを進めるように求めておられます。
本市においては、災害備蓄体制強化のため、市の中央部に位置するはびきの埴生学園内に大型防災備蓄倉庫を整備します。災害発生時に、迅速かつ適切な医療救護活動が実施できるよう、羽曳野市医師会、羽曳野市歯科医師会・羽曳野市薬剤師会の協力のもと、災害時医療救護活動計画に基づき、必要な資機材を整備いたします。また、羽曳野市薬剤師会と協力し、災害時に必要な医薬品の備蓄に取り組みます。
防災・減災に対する万全の備えを引き続き進め、市民の皆様の安心・安全なまちづくりを推進してまいります。
令和7年3月11日 羽曳野市長 山入端 創
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更新日:2025年03月11日