特別平和展を開催しました
広島・長崎への原爆投下から、そして終戦から今年80年を迎えます。
この80年という節目の年に、「平和」と「安全」の重要性を改めて認識し、「二度と戦争を繰り返さない」という「誓い」の意味を込めたその思いを後世に残し続けていくため、市民フェスティバルと同日に特別平和展を開催しました。
特別平和展では、パネル展示のほか映画上映会を行い、多くの方にご来場いただきました。
映画上映会
場所:LICはびきの1階 映像セミナー室
映画:ブレッドウィナー(吹替)


映画上映会の様子
平和パネル展示
場所:LICはびきの1階 アトリウム

平和首長会議提供「こどもたちによる“平和なまち”絵画コンテスト」入賞作品

戦時中の天王寺動物園

広島・長崎の原爆被害



2025年ピースアピール
今、世界各地で紛争が発生し、それが長期化し、緊迫した情勢が続いています。さらに、今なお核兵器が存在するが故に、人類への脅威が高まり続けています。
日本は、令和7年(2025年)に広島・長崎に原爆が投下されて80年、そして終戦から80年を迎えます。
この80年という節目の年に、「平和」と「安全」の重要性を改めて認識し、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現をさらに訴えていくことが、真に大切なことなのではないでしょうか。
そのためには、戦争による苦しみを知る国であり、唯一の戦争被爆国に生まれた私たちが、「二度と戦争を繰り返さない」という「誓い」の意味を込めたその思いを後世に残し続けていく、この強い意思を持たなくてはなりません。
戦争は、人間の尊厳に対する直接的な攻撃であり、私たちに与えられた生命の権利、そして自由と幸福を追求する権利を否定するものであり、決して許されるものではありません。
羽曳野市では、1983年9月に、次のとおり非核平和都市宣言を行いました。
「世界の平和と安全は、私たち人類共通のねがいです。世界の誰もが不安や欠乏から免れ、平和のうちに生活し生存していく権利をもっています。
しかしながら、世界の現状は、私たちのねがいに反して人類を絶滅させてもまだあまりある核兵器が製造・拡散され、人類の生存に深刻な脅威を与えています。
私たちは、広島・長崎と2度の原爆の惨禍をうけ、そのなかから教訓を学び平和を希求する誇り得る憲法を持ち、戦争の放棄を誓っています。この地球から核兵器と戦争を永久になくすことは日本国民の重大な責務であります。
緑と文化あふれる羽曳野市は、平和を愛する市民の街です。私たちは、核兵器の廃絶・製造および使用の禁止を訴えて、ここに羽曳野市が非核平和都市となることを宣言するものです。」
私たち一人ひとりが、この宣言を「誓い」として常に心にとどめ、平和について考え、学び、人種や民族、性別をこえて互いの違いを認め合う、真の「人権の世紀」の実現のため、そして平和な世界の実現に向けて、ともに行動していきましょう。
2025年5月5日
羽曳野市
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羽曳野市 市民生活部 人権推進課
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-958-8061
更新日:2025年05月08日