文化財資料展示 世界遺産をめざす古市古墳群!はにわに学ぼう

更新日:2024年01月19日

平成26年8月16日(土曜日)から平成27年1月11日(日曜日)までは、文化財資料展示「世界遺産をめざす古市古墳群!はにわに学ぼう」を開催しています。

 今から約1,600年前、ここ古市に突如として巨大な前方後円墳が出現し、その後およそ150年もの間、古墳群内では前方後円墳の他、円墳や方墳などいろいろな形の古墳が、さまざまな大きさで造り続けられました。これらの古墳にはたくさんの埴輪が並べられ、古墳を飾り、独特の空間を創り出していました。

 今回の展示では羽曳野市の各古墳から見つかった埴輪を紹介します。

 子どもの身長を上回る応神天皇陵古墳の円筒埴輪の大きさは、大王墓を飾るにふさわしいものです。また、網代(あじろ)で編んだ屋根に鰹木(かつおぎ)を載せた栗塚古墳の家形埴輪は大王の館を彷彿(ほうふつ)とさせます。

 これらの“はにわ”を通して、古墳時代の造形美を感じ、古墳が築かれた当時の社会背景や文化に思いを馳せ、世界文化遺産登録をめざす古市古墳群の普遍的な価値に関心を向ける機会になれば幸いです。

はにわ

月曜日から日曜日まで、毎日午前9時から午後5時まで開館し、入館は無料で、祝日と年末年始(12月29日~1月3日)は休館となっております。

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