Vol.7 大黒寺~福の神 大黒天発祥の寺~

更新日:2024年04月22日

七福神がお出迎えする見どころ満載のお寺

近鉄南大阪線「駒ヶ谷」駅から徒歩約5分に位置する大黒寺(だいこくじ)は、西暦665年、役の行者(えんのぎょうじゃ・修験道の祖)によって創建された古寺で、本尊は役の行者が大黒天より御告げを受けて自ら彫刻したと伝えられる大黒天です。

日本最初の大黒天出現霊場・御祈祷の霊場として信仰を集め、室町時代には河内守護職畠山氏等の帰依を受け隆盛するも、天正年間織田信長の大坂攻めの際、信長陣となり戦火にかかり荒廃します。

その後、江戸時代に禅宗(曹洞宗)の寺院として復興し現在に至ります。境内の大梵鐘は400年前の清鐘で、古律黄鐘調(こりつおうしきちょう・祇園精舎の鐘と同じで衆生済度の力があると信じられた音)です。

また畠山基国公が奉納したと伝えられる観音様を祀り、観音霊場(河内西国第8番)でもあります。羽曳野市の大黒(おぐろ)という地域にある曹洞宗のお寺です。西暦665年に創建された歴史あるお寺で河内西国巡礼八番札所でもあります。

境内には七福神である大黒天(だいこくてん)、恵比寿天(えびすてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、寿老人(じゅろうじん)の石像も祀られておりますので、足を運んでみてはいかがでしょうか?

大黒寺(山門)

山門

(本堂)

本堂

大黒天

大黒天

鐘楼

鐘楼

七福神

七福神

打ち出の小槌

打ち出の小槌

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