Vol.9「Mr.たこやきboys」代表ラミちゃん~地球に優しい羽曳野産スープ 大学生がキッチンカー起業~
キッチンカー「Mr.たこやきboys」始動
四天王寺大学4年生のエスラミ・セイエッド・蓮藤さん(羽曳野市在住)が、キッチンカー事業で起業され、「Mr.たこやきboys」として各地で活躍されています。(キッチンカーは英語でFood Truck)
エスラミさん(通称ラミちゃん)は在学中の起業を見据え、飲食店アルバイトで資金を作り、美味しいたこやきの作り方を独自に研究してこられました。
貯めた資金で中古のディーゼルトラックを購入し、修理や塗装などの改造をお父様と力を合わせて行い、大型でおしゃれなグリーンがひときわ目を引く、見事なキッチンカーが完成しました。
たこ焼きはもちろん、“日本の美味しいものを世界に広めていきたい”という思いのもと、「美味しく楽しく」をモットーに精力的に活動されています。

キッチンカー「Mr.たこやきboys」(写真左が代表のエスラミさん)
シェフ監修「特製野菜スープ」で地産地消・フードロス削減
四天王寺大学で経営を学ぶエスラミさんは、「フードロス」問題にも着眼されました。
販売時の規格に合わない形やサイズ、色合いの野菜は、たとえ味に問題がなくてもスーパーや青果店といった市場には出荷できず、廃棄され、国内では年間約180万トンものフードロスを生んでいると言われています。
そんな現状を少しでも良くしたいと、エスラミさんは地元羽曳野で規格外などの理由で市場に出ることのない野菜を使用したメニューを販売できないかと考え、エスラミさんの想いに共感された羽曳野の農家「七彩ファーム」「農園たかはし」「藤井農園」が材料となる野菜を提供、また、藤井寺のイタリアン料理店「オステリア ベッカフィーコ」の藤井シェフがレシピを監修した特製スープ、“ゴロゴロ野菜のミネストローネ”が完成しました。
こちらはコトコトまるしぇ(古市駅東広場にて令和6年2月18日日曜開催)で限定販売され、来場者に大好評でした。

エスラミさん(左)と学友のサポートメンバー

コトコトまるしぇの様子

スープの材料となる規格外野菜の提供は、「七彩ファーム」人参とセロリ、「藤井農園」トマト、「農園たかはし」かぶ
<協力者ご紹介・ひとこと>
●オステリア ベッカフィーコweb 電話番号 050-5488-5408
「河内というエリアに触れ、人柄に触れ、食材に惚れ込み、その魅力を伝えたいという想いを込めた一皿を、独創的な技法で表現しています。」
●農園たかはし Instagram 電話番号072-944-8310
「無肥料・無農薬で育てるため、アクやえぐみが少なく、水洗い後、特別な濾過水で仕上げ洗いをする為、鮮度・日持ちがとても良いです。土作りからこだわって愛情込めて育てたお野菜を、是非たくさんの方に味わっていただきたいと思います。」
●七彩ファーム Instagram 電話番号 070-3345-4122
「有機肥料と地域で作られた堆肥を使って栽培しています。寒さにあたり今がいちばん美味しい旬の人参とセロリを楽しんでください!」
●藤井農園 Instagram 電話番号090-3945-6568
「トマトはポットで栽培し、水分管理を自動で行うことで、甘味と旨味が凝縮されたトマトで、パクパクと食べていただけます。」
藤井シェフ監修「ゴロゴロ野菜のミネストローネ」の作り方
<4~5人前>
●下準備●
(1)人参、かぶ 、じゃがいも(各70g)は1cm角にカットし、玉ねぎ70g、にんにく1片はみじん切りにする。※かぶの葉・茎があれば切っておく。
(2)ミニトマト7~10個(またはトマト中サイズ1個)を用意する。
(3)セロリ茎部分60gをスライスする。
(4)ローリエ1枚(またはお好みのハーブ)を準備。※オールスパイスをお茶・だしパックに入れても◎ (A)
●調理●
(5)にんにくをオリーブオイルで炒め、トマトペースト70g、焼豚(またはベーコン)50g を入れ、炒めて取り出す(B)。
(6)鍋を洗わずに、オリーブオイル大さじ1、玉ねぎ、 人参、 じゃがいも、塩少々を、全体に焼き色が付き柔らかくなるまで炒める。
(7)セロリ、塩少々、水80mlを入れて煮込み、アクが出たら丁寧に取り除く。
(8)ドライトマト8g(あれば)、かぶ、ミニトマト(またはトマト)、(A)(B)を入れ中火で10分煮込む。
(9)器に盛り、EXオリーブオイル、胡椒、乾燥パセリを散らして完成。
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更新日:2024年04月22日