カンピロバクター食中毒にご注意ください

更新日:2024年01月19日

 近年、全国的に発生件数が増加している食虫毒がカンピロバクター食中毒です。鶏肉、食肉はカンピロバクター菌に汚染されているリスクが高く、取り扱いには注意が必要です。

カンピロバクターとは

ニワトリ、ウシ等の家きんや家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物などあらゆる動物が保菌している細菌です。

カンピロバクターは本菌に汚染された食品、飲料水の摂取や、動物との接触によってヒトに感染します。

100個程度と比較的少ない菌量を摂取することでも感染します。

カンピロバクター食中毒の特徴

症状については、下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔気、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などです。まれに重症化することもあり、若齢者・高齢者、その他抵抗力の弱い者は重症化の可能性が高いので注意が必要です。また、潜伏期間が2~7日間と長いことも特徴です。

予防するためには

  • 牛レバー、鶏肉などの食肉は中心部まで十分に加熱しましょう。
    新鮮だから大丈夫は間違いです!生きた動物の腸内にいた細菌は新鮮な肉に付着しています。
  • 食肉類と他の食品は別々に保存しましょう。
  • 食肉類の調理器具は専用とし洗浄の際も他の食品を汚染しないように気をつけましょう。
  • 食肉類を取り扱った後は手を洗ってから他の食品を取り扱いましょう。

カンピロバクター食中毒についての情報

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