羽曳野市チームオレンジ事業

更新日:2024年12月18日

チームオレンジとは

〔概要〕

チームオレンジとは、コーディネーター(認知症地域支援推進員)が認知症サポーターステップアップ講座を受講した認知症サポーターの方々などでチームをつくり、認知症の人やその家族の支援ニーズに合った具体的な支援につなげる仕組みのことを言う。

〔主な活動内容〕
(1)認知症の当事者及びその家族、地域住民、専門職等が気軽に集まることができる場の企画・運営
(2)認知症の当事者及びその家族の思いを傾聴し、メンバーの主体性を重視したサポートの実施(見守り活動、話し相手、同伴活動等)
(3)認知症の当事者及びその家族からの相談に応じた、地域包括支援センター等の専門機関へのつなぎ
(4)認知症の病態や対応方法等に関する学習
(5)市や地域包括支援センターが実施する、認知症に関するイベント等への参加
(6)メンバー間や関係者間での定期的な情報交換や活動報告
(7)その他本事業に関連する活動

〔チームオレンジのメンバー〕
チームオレンジの主なメンバーは、認知症サポーターを対象に羽曳野市が開催する「認知症サポーターステップアップ講座」を受講し、チームオレンジの活動に協力の同意をした「オレンジサポーター」と認知症地域支援推進員である「コーディネーター」が中心です。
「コーディネーター」がチームオレンジの立ち上げ、運営の支援、支援希望者とオレンジサポーターのマッチングを行います。
そのほかにも、認知症の人やその家族、地域住民や職域の認知症サポーターの方々がメンバーとなって活動していくことが、地域の見守り体制の強化や共生社会の実現につながります。

チームオレンジへ
支援の流れ

支援希望者募集

【対象者】

・羽曳野市に住所を有し、見守り等が必要な初期認知症の高齢者や認知症の疑いのある高齢者等及びその高齢者等を介護する方

【具体的な支援内容】

(1)見守り・話し相手

1.生活の変化や本院の様子の変化を観察

2.生活上の声かけ(ゴミ出しの声かけなど)

3.定期的な支援(訪問・電話など)により安心感につながる会話、話を聞く

(2)同伴活動(散歩・軽作業・趣味活動等)

1.一緒に散歩・草刈り・ゴミの分別などをする

2.趣味や創作活動のお手伝い

(3)家族の相談

1.介護者の話を傾聴することにより介護負担の軽減を図る

2.公的サービスの利用を拒否する、認知症高齢者等の介護者の負担軽減のため認知症高齢者等が公的サービスの利用を拒否され、介護負担の大きい介護者の介護負担の軽減のため、家族以外の人に慣れることにより、サービス導入のきっかけ作りにする。

3.相談の内容により、関係機関へつなぐ

【行えない活動】

1.直接身体に触れる身体介護(入浴介助、おむつ交換等)

2.重要な財産行為、日常的金銭管理、契約等の手続、書類等の預かり

3.営利、政治、宗教活動

4.賃金・報酬等が支払われる活動

5.介護保険法、「障害者の日常生活及び社会生活を統合的に支援するための法律」によるサービス

6.ペットの世話中心の支援や大掃除

チームオレンジ

各種様式

この記事に関するお問い合わせ先

羽曳野市 保健福祉部 地域包括支援課
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-950-1030

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