ペットのための災害への備え

更新日:2024年01月19日

ペットのための災害対策

 災害は、いつ起こるかわかりません。災害時、被災するのは人だけではなく、ペットも被災します。ペットの命を守れるのは飼い主だけです。
 羽曳野市において、災害時避難が必要な場合にはペットと一緒に避難場所まで避難する※同行避難が基本となります。飼い主とペットが共に安全に避難でき、周りの人へ迷惑をかけず過ごすには、日頃から準備やしつけなど、飼い主の皆さんが災害への備えをしておきましょう。

※同行避難
 避難所施設内は、動物が苦手な方やアレルギーをお持ちの方、乳幼児や高齢者の方など様々な方が来られるため、避難所施設内において人とペットが同じ空間では居住できません。また、災害の規模や避難者の被災状況によってペットの受け入れが出来ない場合があります。

 

日頃からの備えやしつけ

【身元の明示】
 災害時ペットが迷子になってしまったときに飼い主の元に戻れるように、マイクロチップの装着や首輪に迷子札や鑑札などを装着し身元がわかるようにしておきましょう。
 また、マイクロチップや迷子札・鑑札などの情報に変更があった場合、最新の情報に更新しておきましょう。

 

【しつけ】
 安全かつ速やかに避難できるように、また、避難所において周囲に迷惑をかけないように、普段からしつけを行いましょう。いざという時に動物のストレスを少なくすることにもつながります。
 『例』
 ・ケージやキャリーバック内で過ごすことに慣らしておく。
 ・むやみに吠えたりしないないようにしておく
 ・決められた場所で排泄ができるようにしておく。 など

 

【健康管理】
 同行避難した先では多くの動物が集まり、自分のペットが他の動物と一緒に過ごすことになるかもしれません。また、慣れない環境で過ごすストレスから体調を崩すこともあります。感染症の蔓延を防ぎ、ペットの健康を守るためにも日頃からの健康管理が重要です。体を清潔に保ち、狂犬病予防注射(犬)や混合ワクチン接種による感染症の予防、ノミなどの外部寄生虫の駆除を行いましょう。

 

【ペットのための備蓄用品】
 災害時のペットの生活用品などが避難所に届くまで数日かかることが予想されるため、飼い主が自らの責任で避難用品を準備しておき、避難する時に持っていきましょう。
 『例』
 ・食料関係(ペットフード・飲料水(5日分以上)、食器)
 ・救急用品(常備薬・爪切り・ブラシなど)
 ・衛生用品(ペットシーツ・タオル・ポリ袋・排泄物の処理用具など)
 ・ケージやリード、キャリーバック、予備の首輪など
 ・飼い主の連絡先、ペットの健康情報やかかりつけの動物病院の情報、ペットの写真など
 ・その他(飼い主の方で必要と思うもの)  
 

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