市章・市の花・市の木

更新日:2024年01月19日

羽曳野市市章は、羽曳野の“羽”の文字を抽象的に図案化し、市にふさわしくシンプルで近代風にまとめたものです。鳥のはばたきの如く、市の雄飛と発展性とを示しています。公募により、昭和34年1月15日に制定されました。

桃は、バラ科の落葉低木で、4月の初め葉に先だつか、または同時に開花し、花色はふつう淡紅色ですが、濃紅色、白色などもあります。同一株で枝により異なった色の花をつける咲き分け、八重咲きなどの品種があります。昔からめでたい果実のひとつとされ、邪気を払う力があるとして重宝がられています。市の中央部にある羽曳山周辺が、有名な桃の産地であったことから、羽曳が丘コミュニティセンターの愛称(モモプラザ)や、市内の小学校の校歌、校章にも用いられています。

橘はミカン科の常緑の小高い木で、6月頃に白い小さな五弁の花が咲き、枝は霜雪をしのぎ、葉は寒暑に耐え、小さな実は玉のように金銀に輝き、ユズに似た香りがあり、古来から親しまれてきました。和銅年間には、羽曳野地域を中心に数多く植えられていたようで、このことから楠木氏の祖先とされている橘氏が、元明天皇から橘の姓を賜ったものと考えられます。宮中紫宸殿にも左近の桜、右近の橘と並び称されており、現在、誉田八幡宮神殿にも植えられているなど、市の木としてたいへんふさわしいものです。

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