大黒寺
所在地:羽曳野市大黒
寺伝によれば、役小角(えんのおづぬ)が修行中に刻んだ大黒天像を祀(まつ)る小さなお堂を建てたのがはじまりとされています。もとは南方の大黒坂の上にあり、中世には真言宗の寺院でありましたが、 天正(てんしょう)年間(1573~1592)の兵火により焼失しました。これを天和(てんな)年間(1681~1684)に曹洞宗(そうとうしゅう)の僧によって再興され、僧密山(みつざん)の代の享保(きょうほう)19年(1734)に現在の地に移転再建されたと伝えられています。
本堂は山門を入った左手に東南を正面にして建ち、相対して南側に離れて庫裏(くり)(台所)を配し、その西正面に鐘楼(しょうろう)が建ちます。
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更新日:2024年01月19日