通法寺跡

更新日:2024年01月19日

所在地:羽曳野市通法寺  

 石川の東方に広がる丘陵地の谷部に立地します。『通法寺興廃記(つうほうじこうはいき)』には長久(ちょうきゅう)4年(1043)源頼義が仁海谷で千手観音像をみつけ、館の南に精舎を建立し通法寺と号したのがはじまりと伝えられています。その後永徳年間(1381から84)には堂が雨露のため朽ち、かなり興廃したようです。江戸時代になって元禄13年(1700)、徳川綱吉が諸堂宇を再建しました。しかし再建された通法寺も明治6年(1873)になって、門、鐘楼(しょうろう)以外は取り壊されました。

通法寺山門

通法寺山門

通法寺全景

通法寺全景

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