五輪塔

仏塔のひとつで、方形の地輪（ちりん）の上に球形の水輪、三角形の火輪、半球形の風輪、宝珠（ほうじゅ）形の空輪（くうりん）が積み重なり、密教の教えによる世界の五大元素を表し、塔全体では大日如来（だいにちにょらい）を象徴しています。

平安時代後期以後、墓塔、供養塔として石製のものが、舎利（しゃり）容器として金や銀、水晶製のものがつくられました。

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