宝篋印塔

更新日:2024年01月19日

 中国にあった呉(ご)の越国の王が作らせた、宝篋印陀羅尼(ほうきょういんだらに)を納めた84,000基の金属製の小塔が起源で、立方体の塔身の上に、隅飾りのある階段ピラミッドのような形の笠(かさ)を置き、相輪(そうりん)をのせています。鎌倉時代になるとこれを石で作るようになり、やがて墓塔や供養塔として各地に広まりました。

野中寺所在の宝篋印塔

野中寺所在の宝篋印塔

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