銅鏡

更新日:2024年01月19日

 銅に鉛(なまり)と錫(すず)などを合わせた青銅(せいどう)で作られた鋳物(いもの)の鏡で、日本では弥生時代から江戸時代にかけて使われました。はじめは中国や朝鮮半島から持ち込まれていましたが、弥生時代の終り頃からは日本列島でも作られるようになりました。

 古墳時代の青銅鏡は円形で、鏡背(裏面)には中国の思想にもとづく仙人や怪獣(かいじゅう)、幾何学的(きかがくてき)な文様、めでたい字句などが浮き彫りで表されています。権力者の高さやまつりごとをつかさどる役割の象徴にもなっていました。

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