前九年の役

更新日:2024年01月19日

 平安時代の後期、東北地方の陸奥国(むつのくに)(今の福島、宮城、岩手、青森県)で12年間続いた戦乱。

 永承(えいしょう)6年(1051)、陸奥で勢力を広げ朝廷に従わずにいた安倍頼良(あべよりよし)と、これを討とうとした陸奥守(むつのかみ)藤原登任(ふじわらのなりとう)の間で戦いが起こりました。陸奥守となって派遣された源頼義(みなもとのよりよし)は、子の義家とともに安倍氏と戦いました。頼義らは苦戦を重ねながらも、出羽国(でわのくに)(今の秋田、山形県)の清原氏の助けもあって、康平(こうへい)5年(1062)、ついに鎮圧(ちんあつ)に成功しました。

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