書院造

更新日:2024年01月19日

 武家などの上層階級で主に用いられた住宅の形式。寝殿造が変化して室町時代中期から安土桃山時代にかけて発達し、江戸時代に広まりました。本来、書院とは書物を読むために縁側に張り出して設けた、室内よりも床が高い明障子(あかりしょうじ)のついた施設のことです。儀式の場ともなる書院造住宅の主室には、書院と床(とこ)、棚などがしつらえられ、室内が飾られていました。他の部屋も畳が敷かれ、障子やふすまなどの建具が使われています。

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