守護大名

更新日:2024年01月19日

 室町幕府の将軍からの任命により、国の支配をまかされた守護のことで鎌倉時代の守護や戦国時代の守護と区別している。鎌倉時代の守護は、番役(ばんやく)の催促、謀反人(むほんにん)や殺害人の取り締まりにあたる役職でしたが、しだいに国内の荘園を侵略するなどして強い権力をもつようになり、実質的に支配権を手に入れました(封建領主化)。

 細川、畠山、山名氏などの有力な守護大名は、いくつかの国の守護を兼ね、権勢を振るいました。応仁の乱以後、大半の守護大名は没落し、その配下にあった守護代や国人などから成長した戦国大名が国を支配するようになりました。

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