仏教の伝来

更新日:2024年01月19日

 欽明(きんめい)天皇の頃、百済(くだら)の聖明王(せいめいおう)が仏像、経典などを伝えたことがはじまりとされます。その年を「日本書紀(にほんしょき)」は552年のことと記していますが、「上宮聖徳法王帝説(じょうぐうしょうとくほうおうていせつ)」や「元興寺縁起(がんこうじえんぎしき)」は538年とし有力とされています。

 これをきっかけに仏教を受け入れようとする蘇我氏(そがし)などの崇仏派(すうぶつは)と、これに反対する物部氏(もののべし)などの排仏派(はいぶつは)が争いますが、やがて各地へ広まって寺院が建立されるようになり、国家仏教への道をたどってゆきます。

この記事に関するお問い合わせ先

羽曳野市教育委員会事務局
生涯学習部 文化財・世界遺産室
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-947-3633

メールフォームによるお問い合わせ