縄文土器

更新日:2024年01月19日

 今から1万年前に日本列島ではじめて作られた土器で、およそ千3百年前まで使われました。煮炊きに使う深鉢(ふかばち)や食物を盛る浅鉢(あさばち)などがあり、中には美しい文様で飾られたみごとな形をしたものもあります。表面には、よった紐(ひも)や紐を巻きつけた棒でころがして縄目の文様をつけたもの、へら、貝がらなどを使ってつけた文様などがあります。土器が使われるようになって食物の煮炊きや貯蔵が容易になり、より豊かで安定した食生活が営めるようになりました。

古市鳥飼遺跡出土

古市鳥飼遺跡出土

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