宗門改
江戸時代、キリスト教を禁止するために、キリシタンでないことを確認する制度。寛永(かんえい)14、15年(1637、38)の島原の乱以後、宗門改役を置くなどして禁圧が強化されました。
檀那寺(だんなでら)(檀家になっている寺)にキリシタンでないことを証明してもらう寺請制度(てらうけせいど)、個人ごとの所属寺院などを記した宗門人別帳(しゅうもんにんべつちょう)の作成、キリスト像やマリア像を足で踏む踏絵(ふみえ)などを実施して、 キリスト教の信者でないことを確認しました。
明治6年(1873)にキリシタン禁制の高札撤廃ととに廃止されました。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
羽曳野市教育委員会事務局
生涯学習部 文化財・世界遺産室
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-947-3633
更新日:2024年01月19日