宗門改

更新日:2024年01月19日

 江戸時代、キリスト教を禁止するために、キリシタンでないことを確認する制度。寛永(かんえい)14、15年(1637、38)の島原の乱以後、宗門改役を置くなどして禁圧が強化されました。

 檀那寺(だんなでら)(檀家になっている寺)にキリシタンでないことを証明してもらう寺請制度(てらうけせいど)、個人ごとの所属寺院などを記した宗門人別帳(しゅうもんにんべつちょう)の作成、キリスト像やマリア像を足で踏む踏絵(ふみえ)などを実施して、 キリスト教の信者でないことを確認しました。

 明治6年(1873)にキリシタン禁制の高札撤廃ととに廃止されました。

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