茅の輪くぐり

更新日:2024年01月19日

 旧暦6月の晦日(みそか)の夏越の祓(いなごしのはらい)で、茅(ちがや)と藁(わら)を束ねて作った輪をくぐり、罪やけがれをはらい、病を除くことを祈る行事。

 茅に災いを除く呪力があるという信仰は、奈良時代に書かれた備後(びんご)の国(今の広島県東部)の「風土記(ふどき)」にある、蘇民將來(そみんしょうらい)の物語の中での、「茅の輪を腰に着けた人は病気から免れる」という一節にも見ることができます。

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