隼人石

更新日:2024年01月19日

 駒ヶ谷(こまがたに)の杜本神社(もりもとじんじゃ)の本殿前にある1対の石造物。高さ1メートルほどの柱状の砂岩の自然石に、顔が獣(けもの)、身体が人の立像を線刻しています。隼人は古代の朝廷に護衛(ごえい)として仕えた南九州の民の名で、神を守る意味から付けられた名前と考えられます。隼人石がいつ、だれによって作られたものか、はっきりしたことはわかりませんが、奈良市の聖武天皇(しょうむてんのう)の皇太子の「那富山墓(なほやまのはか)」にある十二支の「子(ね)」を表した石像に似ているといわれます。

隼人石

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