津氏

更新日:2024年01月19日

 応神天皇の頃に半島から渡ってきた百済(くだら)の貴須王(きすおう)の孫、辰孫王(しんそんおう)の子孫と伝える渡来系氏族。氏神(うじがみ)を祀(まつ)ったと考えられる羽曳野市高鷲の大津神社付近が、その本拠地であったと推定されています。船氏(ふなし)、白猪氏(しらいし)とは同じ祖先とされ、欽明天皇の頃、王辰爾(おうしんに)の弟の牛が津史(つのふひと)の名前を与えられたことにはじまります。名前は港(津)の管理に携わっていたことから付けられたと考えられます。その後、津連(つのむらじ)、菅野朝臣(すがのあそん)に改められました。

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