誉田白鳥埴輪製作遺跡

更新日:2024年01月19日

所在地:羽曳野市誉田3丁目  

 昭和44年(1969)国道170 号線改修工事の際に、低位段丘の北側斜面に埴輪窯が見つかり、大阪府教育委員会によって発掘調査が行われました。調査によって窖窯9基が確認されました。その後の調査でも2基の窯が発見され、総数11基が発見されました。

 この埴輪窯は古市古墳群に埴輪を供給した重要な遺跡と考えられることから、昭和48年(1973)6月2日に国の史跡に指定されました。

 平成3年(1991)には、本市教育委員会による窯跡北部分の調査で、灰原と埴輪を作るために粘土を採取したと見られる土坑を確認しました。灰原からは円筒埴輪や形象埴輪(家・盾・衣蓋(きぬがさ)・靱(ゆぎ)・馬・水鳥)など、5世紀後半から6世紀前半を中心とした遺物が出土しました。

イラスト 埴輪作製風景

イラスト 埴輪作製風景

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