古市古墳群
所在地:羽曳野市・藤井寺市
羽曳野市から藤井寺(ふじいでら)市にかけて東西4キロメートル、南北4キロメートルの範囲にある100基以上の古墳をまとめて古市古墳群と呼んでいます。古墳群の中には、日本で2番目の大きさを誇る 応神陵古墳をはじめとして、墳丘長200メートルを超える巨大な前方後円墳が7基、100メートルを超える大型前方後円墳が8基存在し、堺市の百舌鳥古墳群とともに大王墓を含む巨大古墳が続けて築造されました。
これらの古墳は、古墳時代中期から後期(今から約1,500 から1,600 年前)に造られました。当時の大王は、その権力の大きさを示すために、多くの人々とたくさんの時間を費やして大きな墓を造ることに力を注ぎました。なぜ、大王の墓が古市古墳群に集中して造られたのか、古墳時代を考える上で重要な問題です。
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更新日:2024年01月19日