野々上埴輪窯跡

所在地：羽曳野市野々上3丁目　

昭和56年(1981)にボケ山古墳（仁賢陵古墳）の北西に隣接する丘陵斜面で、並んで築かれた2基の埴輪窯が発見され、本市教育委員会によって発掘調査が行われました。

東側の1号窯は地下式窖窯（あながま）で天井部はすでに崩落していましたが、全体としては比較的良好に残存していました。焚口から焼成部までの長さは6.5メートル、焼成部の最大幅は1.6メートルありました。中からは円筒埴輪や人物埴輪、盾形埴輪などが多数出土しました。