令和5年度 峯ヶ塚古墳発掘調査成果

更新日:2024年02月15日

令和5年度 峯ヶ塚古墳発掘調査成果

 これまで多くの発掘調査を行っている峯ヶ塚古墳で今回も調査を行いました。
 調査の目的は「造出しが墳丘のどの高さに取り付くか」を調べることです。
 1月に発掘調査現場の説明会を行ったので、その際に配布した資料を公開します。

 令和5年度峯ヶ塚古墳現地説明会資料(PDFファイル:5.6MB)

〇峯ヶ塚古墳とは
 ・今からおおよそ1500年前(5世紀の末ごろ)に築造された前方後円墳です。
 ・墳丘の長さは96mを測り、古市古墳群の中では16番目の大きさとなります。
 ・内濠と外濠の二重の濠を巡らせます。
  ※外濠については、一部未確認です。

〇峯ヶ塚古墳の特徴
 ・今からおおよそ1500年前に築造された前方後円墳です。
 ・国の史跡※に指定されています。
  ※平たく言うと「日本の歴史を考えるうえで価値の高い重要な遺跡など」が史
   跡に指定されています。
 ・世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」を構成する古墳のひとつでもあります。 
 

調査現場の公開は終了しました。多くの方にご来場いただき、ありがとうございます。

令和5年度の峯ヶ塚古墳発掘調査によって一定の成果が得られました。
つきましては、今回の調査成果について、調査現場を公開し、説明会を行います。
寒い時期ではありますが、暖かくしてお越しください。

・日時 令和6年1月13日 午前10時から午後3時まで

・場所 羽曳野市立峰塚公園内 峯ヶ塚古墳墳丘北側
 (近畿日本鉄道南大阪線「古市」駅下車 白鳥通りを西へ約1km)

※雨天時は中止します
※見学用の駐車場はありません。公共交通機関のご利用をお願いします。
※やむを得ずお車でお越しの際は、周辺の有料駐車場をご利用ください。なお、近隣のご迷惑になりますので、路上駐車、商業施設等への駐車は固くお断りします。

壁から出土した円筒埴輪

調査区壁断面において確認した円筒埴輪の底部

葺石

発掘調査によって確認できた葺石

この記事に関するお問い合わせ先

羽曳野市教育委員会事務局
生涯学習部 文化財・世界遺産室
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-947-3633

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