埋蔵文化財とは

更新日:2024年01月19日

 羽曳野市には、多くの埋蔵文化財包蔵地(遺跡)が存在し、実に市域の40%以上の面積を占めます。遺跡を構成するものには 「遺構」 と 「遺物」 があり、遺構は土地に手を加えてつくった古墳や住居跡など、遺物は土器や石器、埴輪・瓦などの遺構以外の製作物を指します。

 これら遺構や遺物は、長く地中に埋もれて保存されてきたもので、残された当時の人々の生活を具体的に明らかにし、多くの情報を伝えてくれます。

 埋蔵文化財を調査することは、羽曳野市や我が国の歴史を正しく知る上で欠くことのできない作業ですが、現在の私たちの生活基盤を整え、より快適な生活をおくるための開発も必要な事業です。

 このため、埋蔵文化財の保護と開発事業との共生共存の両立には、事業実施の事前段階に充分な調整や協議が必要となります。

この記事に関するお問い合わせ先

羽曳野市教育委員会事務局
生涯学習部 文化財・世界遺産室
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-947-3633

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