セアカゴケグモについて

更新日:2024年01月19日

外来種のクモで、平成7年大阪府内で初めて確認されました。その後各地に広まり、羽曳野市内でも生息が確認されています。 捕食のため毒を持ちますが、巣を張り、徘徊性はなく、攻撃的なクモではありません。春先から夏に活動しますので、屋外作業などの際には、手袋を着用するなど、素手で触らないよう注意してください。

生息場所

生息場所暖かい日当たりがいい場所。
アリなど小動物などのエサが豊富にある場所。
巣(他のクモと比べると粘りのある糸を張ります)を張る隙間がある場所。

身近なところでは

身近なところでは日当たりのいい次のような場所でよく確認されます。

  • 側溝の側面や蓋の裏
  • ブロックやプランターの裏
  • 擁壁の水抜き管
  • 公園内のタイヤ遊具の裏
  • 墓石の花立ての隙間

巣などを見つけた場合

巣などを見つけた場合市販スプレー式殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤などが有効)を噴霧、駆除する。
卵のうを見つけたら、完全に踏みつぶすか、焼却する。

【注意】 巣から落下し死にまね(擬死)をする場合がある。素手で捕まえたり、触わったりしない。(毒牙は短く、衣服や手袋の上からでは皮膚に達する可能性は低い)

万一、かまれた時は

万一、かまれた時はかまれた箇所を温水や石けん水で良く洗い、余分な毒を洗い落とす。
多少出血があっても、包帯や止血帯は用いない方が良い。
できるだけ早く病院で治療を受ける。
はじめチクッとした痛みがあり、半時間程度たつと赤く腫れたり激しい痛みを感じますが、数日で回復する例が多く見られます。
まれに、呼吸困難などの全身症状が見られます。この様なときは専門機関に相談ください。

大阪府立急性期・総合医療センター

電話番号:06(6692)1201、救急診療課

セアカゴケグモ:ヒメグモ科 ゴケグモ属

 成熟したメスは体長15ミリメートル(脚を広げると30ミリメートル)程度。黒色で腹部背面に目立つオレンジ色~赤色の縦の縞があり、腹部下面に「砂時計」の形をした薄赤色の斑紋がある。毒牙はメスの成体で0.7ミリメートルと短い。オスは3~5ミリメートルくらい。幼クモは、オス・メスが見分けにくい。

 卵のうは乳白色又は黄褐色で、あずき大の球形で40~300個の卵を産み付ける。

セアカゴケグモの画像
セアカゴケグモの巣の画像
セアカゴケグモの注意喚起ポスター
この記事に関するお問い合わせ先

羽曳野市 都市魅力部 環境保全課
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-958-8827

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