Vol.6 石見(いわみ)型木製はにわ~1500年の時を経た木製はにわ~
大阪府下で初めて発見されました
「石見型木製はにわ」は、円筒埴輪といっしょに古墳の墳丘上か造り出しと呼ばれる部分に立 てられていたと考えられます。
大阪府下で初めて発見され、全国的にもこれまで16例しか出士例がない貴重なものです。また、その大きさは約3.5メートルと現状では日本最大の大きさを誇ります。
この「木製はにわ」は、空気に触れ乾燥すると劣化が進んでしまったり、日光が当たると水が腐敗してしまう事があるので、大型の水槽を用意し、水に沈めることで空気を、また、遮光シートを用いて日光を遮断するなど保管・管理は厳重に行われています。
現在は保存処理のため羽曳野市役所から運び出され、この木製品の保存処理はじっくりと約1年間かけて行われます。保存処理が終われば 一般公開の予定となっております。また、「木製はにわ」保存処理に必要な資金について、クラウドファンディングを実施し、多くの方のご支援により目標金額も達成することが出来ました。みなさんに公開できるまで今しばらくお待ちください。

木製はにわ

作業の様子
Instagramでの投稿
- この記事に関するお問い合わせ先
-
羽曳野市 政策企画部 都市魅力戦略課
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-950-2055
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2024年04月22日