クビアカツヤカミキリにご注意ください!

更新日:2024年01月19日

生態

●成虫は体長2~4cm程度。全体に光沢のある黒色で首の部分が赤いのが特徴です。
●サクラ、モモ、ウメなどバラ科樹木に産卵します。
●ふ化した幼虫は樹木の内部を食い荒らし、2年から3年かけて成長し成虫になります。

被害

・幼虫が入り込んだ樹木は、フラス(木くず等の混合物)を排出する。
・幼虫の食害が進むと樹木が衰弱し、枯死や落枝、倒木等の発生が懸念されています。

クビアカツヤカミキリ

幼虫に食害されたフラス(木くず)

クビアカツヤカミキリを見つけたときは

・成虫を見つけた場合は、その場で踏みつぶしたり、殺虫剤をかけて捕殺してください。
・捕まえて飼ったり、生きたまま運搬することは法律により禁止されています。

防除対策

・成虫を見つけたら、地面で踏みつけるなどして捕殺する。
・フラスを見つけたら千枚通しや針金等を穴に入れ幼虫を刺殺するか、市販の薬剤を注入する。
 (ロビンフッド、キンチョールE、ベニカカミキリムシエアゾールなど)
・ノズルが付いた殺虫剤で穴の中の幼虫に届くように噴射してください。
 (フラスをきれいにかき出さないと、薬剤が幼虫まで届かないため殺虫できません)
・フラスが出ている樹は、目合4mm以下のネットを巻き付けて、成虫の拡散を防ぐ。
 ネットは地面から高さ2m程度まで巻く。
・カミキリムシが逃げないようにネットの口はしっかり、幹はゆったり2重に巻く。
・定期的にネット内を確認し、成虫を見つけ次第ハンマーなどで捕殺する。
・被害の大きい枝や樹は早期に伐採し、チップ化する。可能な場合は焼却する。


[外来生物に関するお問い合わせ]
環境省近畿地方環境事務所
電話:06-4792-0706

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