不審電話、還付金詐欺等の特殊詐欺等に注意!【保険年金課】
自治体(市区町村)、税務署、後期高齢者医療広域連合、社会保険事務所(現、年金事務所)の職員などと名乗り、「医療費」「保険料の過払い」「一部未払いの年金」があるなど、還付金を装った電話による還付金(振込)詐欺や被保険者宅を訪問して被保険者証やキャッシュカードなどを騙し取ろうとする事件が発生しております。
羽曳野市や近隣市でもこのような事件が発生しいますので十分ご注意ください。
コンビニ、金融機関のATM(現金自動預け払い機)を操作するよう指示されるなど、少しでも不審に感じたら、すぐに指示に従わず、いったん電話を切り、家族や最寄りの警察まで連絡するなどの対応を心がけましょう。
次の大阪府警察のウェブサイトで還付金詐欺の手口(動画)がありますのでご活用ください。
実例(保険年金課に報告いただいたもの)
令和7年1月27日 市役所職員をかたって「保険料収納済通知書(1年間に納めた保険料額のお知らせ)」の中に、保険料を還付する申告書類を同封しているので、1月15日までに返送がない方に連絡した。金融機関で手続きできるので利用している金融機関を教えて欲しい」と電話があった。
保険料収納済通知書は基本「圧着はがき」での送付になります。書類を挟む事はできませんのでご注意ください。
令和6年11月9日ほか 総務省をかたり「すべての通信(または携帯電話)があと2時間で切れる」という内容が機械音声で留守番電話に入っていた。
令和6年9月17日 「5月に送った申請書が返ってきていないので、確認のため電話した。保険料の返金ある。申請書がないなら、後ほど別の担当者より電話させる」という電話があり、怪しいと思い詳しく聞こうとしたら、電話が切れた。
令和6年9月2日ほか 市役所職員をかたって、「医療費の還付がある」ので「通帳とキャッシュカードを準備してください」というような詐欺と思われる電話。令和6年8月21日ほか 保険課マエダと名乗り「連結医療費や累積医療費、今日期限の医療費の返還金というような名目で返金がある。後ほど銀行から電話がある、キャッシュカードと通帳を用意して欲しい」という電話があったが不審に思い電話を切った。
還付金詐欺のよくある手口
- 市役所等の職員の名前をかたり、還付金(払戻金)があるが、市に書類が届いてないと電話連絡が入る。
- 用紙がないことを話すと、金融機関との間で手続き出来ますと言われる。
- その後、その金融機関をかたって電話連絡が入り、近くのコンビニで手続きするので、コンビニについたら、電話をくださいと電話番号を教えられる。
- コンビニに行き、電話をかけると、機械操作(手続きの方法)を教えると言われ、指示通りにすると、自分の口座にではなく、相手の口座に自分の口座からお金を振り込みさせられている。
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特殊詐欺は還付金詐欺だけではありません
オレオレ詐欺、預貯金詐欺、架空料金請求詐欺など、巧妙な手口が多様に存在します。
次の警視庁特殊詐欺対策ページには「特殊詐欺の手口と対策」「特殊詐欺被害防止に役立つ動画」がありますので、普段から手口の特徴などをしっかり把握しておきましょう。
警視庁特殊詐欺対策ページ「特殊詐欺の手口と対策」はこちらをクリック
- この記事に関するお問い合わせ先
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羽曳野市 保健福祉部 保険年金課
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-958-9010
更新日:2025年01月27日