飛鳥・奈良時代とは

更新日:2024年01月19日

 6世紀に仏教が伝来すると、飛鳥・斑鳩(いかるが)地域では最初の仏教文化が花開き、日本で初めて造られた寺院の飛鳥寺(588年)や法隆寺(607年)など豪壮な寺院が建立されました。初代女帝の推古天皇や聖徳太子は、十七条憲法(604年)や 冠位十二階の制定(603年)、国史の編纂(へんさん)を行い、地方との政治的関係を有機的に行う一方、遣唐使(けんとうし)を派遣するなど海外にも意識を向け、国家として動きはじめたのが飛鳥時代と言えます。

 続く奈良時代も天皇を中心とする中央集権体制をより進め、本格的な都城である平城京の建設(710年)、大宝律令(たいほうりつりょう)など律令制の確立(701年)、 古事記や日本書紀の編纂、また 国衙(こくが)や郡衙(ぐんが)など役所を整備して租税の徴収をするなど国家としての体制を整えた時代でした。

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