真蓮寺
所在地:羽曳野市古市3丁目
寺伝によれば、もとは蓮花台寺(れんげだいじ)と呼ばれる真言宗の寺院でしたが、 暦仁(りゃくにん)元年(1238)、親鸞が 磯長聖徳太子廟参詣(しながしょうとくたいしびょうさんけい)の途中にこの寺に寄宿したおりに、時の住職覚円(かくえん)が聖人に帰依(きえ)し、善念坊(ぜんねんぼう)の法名を与えられて浄土真宗に改宗したと言われています。
その後、南北朝時代の戦いにより焼失しましたが、弘和3年(1383)三世覚行が再興し、覚如(かくにょ)上人より真蓮寺という寺の名前をいただきました。 この寺は、古市の西念寺、西浦の覚永寺、蔵之内の元勝寺、誉田の勝光寺とともに「河内五ヶ寺衆」と称されていました。
なお、明治時代には寺の一角が、古市郡の役所として利用されていました。
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更新日:2024年01月19日