旧石器時代とは

更新日:2024年01月19日

旧石器時代の日本列島は、厳しい寒さに見舞われる氷河時代にありました。人々は石を割って作った石器(打製石器)や、動物の骨や角、木などを加工した素朴な道具を使って生活していました。なかでも石器は、獲物をたおすヤリや肉を切るナイフなど、暮らしには無くてはならない大切な道具でした。 羽曳野市周辺に人びとが住みはじめたのは、約2万8千年前の後期旧石器時代です。二上山から掘り出されるサヌカイトでつくった石器を使って、生活を営んでいました。 翠鳥園(すいちょうえん)遺跡からは約2万点に及ぶ石器が出土し、その生活の様子を知る貴重な発見がありました。また今池(いまいけ)遺跡や株山(かぶやま)遺跡など二上山北麓地域でたくさんのサヌカイトが発見されています。

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