五手治古墳
所在地:羽曳野市野々上3丁目
平成7年(1995)の発掘調査によって直径約32メートル、高さ約3メートル以上の円墳であることがわかりました。墳丘を二段に築き、幅3メートルから6メートルの周濠(しゅうごう)がめぐります。墳丘の南西部には外堤(がいてい)につながる陸橋が見つかりました。主体部はすでに削平を受けて施設などは不明ですが、陸橋部上と周溝外には埴輪棺が埋葬されていました。をはじめ、蓋(きぬがさ)・靱(ゆぎ)・盾(たて)・家・船などの豊富な形象埴輪が出土しました。埴輪の特徴などから五手治古墳は、津堂城山古墳よりも古い古墳であることがわかりました。
出土遺物は車輪石(しゃりんせき)の破片が周溝から見つかりました。埴輪には、普通円筒や朝顔形円筒、ヒレ付円筒埴輪をはじめ、蓋(きぬがさ)・靱(ゆぎ)・盾(たて)・家・船などの豊富な形象埴輪が出土しました。埴輪の特徴などから五手治古墳は、津堂城山古墳よりも古い古墳であることがわかりました。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
羽曳野市教育委員会事務局
生涯学習部 文化財・世界遺産室
大阪府羽曳野市誉田4丁目1番1号
電話番号:072-958-1111(代表)
ファックス番号:072-947-3633
更新日:2024年01月19日